航空整備士のおはなし

エアラインの航空整備士になるには

2021年4月20日

皆さんこんにちは!フライト兄貴です。

前回はヘリコプター整備士の仕事内容に触れましたが、今回はみんな大好きエアライン!
飛行機の整備士になる方法をまとめたので公開します。

こんな方に向けて書きました

  • 航空整備士に興味がある
  • 進路に迷っている
  • 最も確実に整備士になれる道が知りたい

この記事を読むことで、航空整備士への道のりが明確になり、夢への第一歩を踏み出すことができるでしょう!

航空整備士の道を志す若者は必見です!!

では早速いきましょう!

結論

結論から言うと、エアラインの航空整備士になる道は以下の4つです。

1.高校卒業後、航空専門学校に通う

2.大学卒業後、技術系総合職としてエアラインに就職する。

3.航空整備士の資格が取れるカリキュラムが設定された大学に進学する。

4.自衛隊で航空機整備の部隊に配属され、経験を積む

一般的な過程から順番に並べてみました

順番に解説しますね

航空整備士への道のり

1.高校卒業後、航空専門学校に通う

現在日本全国に7~8校ほど、航空整備士養成コースがある専門学校があります。

そこで航空機とはなんぞや。
というところから整備に関する技術を学び、
エアラインや整備会社に就職する。

というのが最も一般的な道かと思います。

この専門学校のうち、
授業の内容や実習が実務経験として認められ、卒業前に国家試験である二等航空整備士もしくは二等航空運航整備士の受験・資格取得が可能「指定航空従事者養成施設」という制度があるので、

専門学校で迷ったら、この養成施設に指定された学校に通うのがおススメです。

学費はだいたい年間120万円ほどのようです。

なかなか高額ですが、3年間なので理系私立大学と比べると総額は安いですし、
手に職をつけられるのでいい選択かなとは思います。

また、航空会社や整備会社から専門学校枠で求人があるので、学校での成績次第では確実に就職することが出来るのも特徴です。

2.大学卒業後、技術系総合職としてエアラインに就職する。

これは実感として正直かなりの狭き門です。

エアラインは大学生の就職したい会社ランキングに毎年上位に入るなど非常に人気の高い企業です。

50人程度の求人枠に全国の大学生が殺到するため、倍率はかなり高いものになります。

でも決して雲の上の存在という訳では無いので、しっかりと企業研究をした上でESや志望動機を練るなどすれば書類選考は通るでしょう。その先のグループディスカッションや面接では何か一つしっかりとしたアピールできるものがないと厳しいのではないかと思います。

また、総合職で入社すると整備士になれるとは限りません。

近年は整備の現業は子会社やグループ会社へ移管するのが一般的な流れになっているからです。

仮に整備士としてキャリアをスタートできた場合でも、近い将来管理部門へ異動になるケースがほとんどです。

一方、これまで専門学校卒の学生しか採用していなかった整備会社ですが、こちらは逆に大卒、院卒も採用するような流れになっています。

整備士も不足しているのが現状なので、積極採用していると思います。

3.航空整備士の資格が取れるカリキュラムが設定された大学に進学する。

学士と整備士の資格を取得できるいいとこどりのような大学ですが、数は多くなく、

都市圏には無いので多くの人が一人暮らしとなるでしょう。

また、前述の養成施設に指定されている大学は1校のみ。訓練課程が認定を受けている(つまり整備経歴のみは認められる)のが1校のみとなっています。

4.自衛隊で航空機整備の部隊に配属され、経験を積む

これはかなり運の要素も大きいので、初めから退官ありきで自衛隊に入隊するのはおすすめ出来ません。

それと、重要な点が一つ。

私は自衛隊の出身では無いので詳しくありませんが、

自衛隊は航空法が適用されないため、航空整備士の資格が必要ないという事です。

逆に言えば整備部隊に配属されたとしても国家資格である航空整備士の資格は取得できないという事ですね。

ただし隊内資格のようなものはあると思いますし、

実際に自衛隊出身の整備士の方も民間にちらほらいるのは事実なので、道が無いわけではなさそうです。

まとめ

・航空専門学校をおススメするのは、航空整備士しか興味はないぜ!一生整備士で生きていくぜ!という人

・大学進学をおススメするのは、やりたいことがたくさんある。将来は管理側で働きたいという人

・整備の専門課程がある大学をおススメするのは、整備士になりたいけど、大学は卒業しておきたいって人

・退官ありきの自衛隊入隊はおススメしない

以上!

専門学校の選び方についてはこちらの記事で解説しているので読んでみてください。

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