以前、ノートづくりをする際にルーズリーフをファイリングするリングファイルはB5なら26穴、A4なら30穴がおすすめと書きました。
こちらの記事です→【難関試験受験生必見】大容量バインダーおススメ3選~ルーズリーフ派の方に~
ところが26穴、30穴などの多穴対応の穴あけパンチをご存じない方が意外といらっしゃるという事に気づきました。
そこで今回は多穴パンチが欲しいけど何を選んだら良いか分からないという方に向けておすすめ商品をズバリご紹介したいと思います。
正直ここでご紹介したもの以外は考えなくていいと言えるほど、自信を持ってご紹介します。
もちろんその理由も解説しますので、最後までごらんください。
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26穴、30穴用穴あけパンチを選ぶときはここをチェック!
まずは多穴用の穴あけパンチを選ぶ際に何を基準に選んだら良いかという話です。
僕は個人的に次の3点は譲れないと思っています。
- コピー用紙を何枚同時にパンチできるか
- パンチの作業効率は良いか?
- 均一にきれいにパンチできるか?
コピー用紙を何枚同時にパンチできるか
穴あけ枚数は1回につき2~3枚で、それもたまにしか開けないよという方は気にしなくても良いですが、このページを見に来ていただいているということは大量の資料をファイリングするために穴あけしたい!
とか
試験勉強でノートづくりをするために日常的に使いたい!
という方が多いと理解しています。
その場合、1枚1枚穴を開けていては日が暮れるどころか気づいたら試験日程が過ぎているレベルです。
最大穴あけ枚数が5枚以上をうたっている商品を選ぶようにしましょう。
あとはどれくらいの頻度で穴あけをするのか、というのと予算によって選ぶことをおすすめします。
パンチの作業効率は良いか?
パンチの種類によって開け方はいろいろです。
1回あたりの差は僅かでも、それが積み重なると膨大な時間になります。
多穴の穴あけはいっぺんにやろうと思うと結構大変な作業です。
それだけで勉強した気になってしまうというのは往々にしてあると思います。
勉強の息抜きという意味でも効率よく、ガチャン、ガチャン、ガチャンとリズムよく効率よく穴あけできるものが断然おすすめです。
反対に良くないのは1枚開けるのに何度も位置調整が必要とか、穴何個目に印を合わせるとか、考える作業が発生するものは良くないです。
均一にきれいにパンチできるか
手で開けるパンチだとどうしても一度にあける枚数に制限が出てきます。
例えば100枚の資料を穴あけするのに5枚ずつ20回に分けてパンチしたとしましょう。
そのとき毎回少しずつずれていたら、ファイリングした時の見た目はがったがた。
そして間に1枚追加するために途中までごそっとファイルから抜いた日には…
ファイルに戻そうとしても穴が合わずに、少しずつ小分けにして戻すはめになります(笑)
そんな事態を避けるためにも、誰がやっても、何度やっても、同じように均一にパンチできるものでなければダメです。
①これを選べば間違いなし!カール事務器 ゲージパンチ
まずご紹介するのはカール事務器のゲージパンチです。
カール事務器、聞きなれない会社だなと思う方もいるかと思いますが、実はこのカール事務器という会社は裁断機や穿孔器でトップシェアを誇る老舗メーカーです。
そして僕的にはこのゲージパンチが一番価格と使いやすさの面でバランスが取れていると思いますね。
ちなみに僕はこれのオレンジ色を使っています(もうだいぶ使い込んだし、新調しようかな~)
早速紹介していきます。
チェックポイント
最大穴あけ枚数:5枚
穴あけ効率:★★★☆☆
均一なパンチ度: ★★★☆☆
カール事務器 ゲージパンチのおすすめポイント
カール事務器のゲージパンチをおすすめポイントは2つあります。
①お財布に優しいお値段
Amazonの販売価格は変動しますが、定価でも税込¥3,080とお財布に優しい!
B5用紙を100枚パンチすると1穴当たりのお値段なんと1.18円!!
(3,080円/(100枚×26穴))=1.18円
実勢価格は更にお安いですし、ポイントも考慮するともはや実質タダ!!!
②穴あけに頭を使わない
一度手順を覚えてしまえばあとは単純作業!
何個目の穴にマークを合わせて…とか、差し込み深さはこれくらい…?
とか無駄に考える必要がありません。
人間の脳は一日に判断できる回数は決まっていると言われています。
無駄なことにその回数を消費するのはやめましょう。
カール事務器 ゲージパンチの使い方
B5用紙をパンチする際もB5用のガイドの段差が付いているので、位置がずれることもなく正確に穴あけすることができます。
写真と文字だけでは分かりにくいと思うので、Amazonに動画付きで紹介されていますのでそちらを見て頂くのが早いかなと思います。
②効率を追い求めるなら!カール事務器 多穴グリッサー
先ほどのゲージパンチは非常によくできた商品ですが、あえて欠点を挙げるとすれば工程が少し多いのと、大量の紙をパンチしていると手が疲れてくるところでしょう。
その欠点を全て解決してくれるのが、同じくカール事務器から出ている多穴グリッサーです。
こちらはたったの2工程!楽勝です!
チェックポイント
最大穴あけ枚数:5枚
穴あけ効率: ★★★★☆
均一なパンチ度: ★★★☆☆
カール事務器 多穴グリッサー のおすすめポイント
カール事務器 多穴グリッサーのおすすめポイントは2つです。
①とにかく楽!めちゃくちゃ効率が良い!
差し込んで、スライダーをスライドさせるだけの2工程なので小学校低学年のお子さんでも余裕でできます。
もはや気持ち良さすらあります。
この楽さと快感を味わったらパンチには戻れません…
②穴あけに必要な力も小さい!
パンチだと26穴同時にあけることになるので、5枚一気に開けようと思うとそれなりに力を込める必要があります。
その点グリッサーであれば1穴ずつ順番に開けていくので必要な力も小さくて済みます。
大量に開ける場合や、お子さんや女性にはグリッサーがおすすめです。
カール事務器 多穴グリッサー の使い方
こちらもAmazonに使い方の動画がありますので、そちらで確認してみてください。
③カタログもパンチできちゃう!コクヨ 多穴パンチ
1度に5枚しか開けられないなんてしゃらくせぇっ!
という方はこちらをお使いください。
なんと16枚を一気に開けることができます。
メーカーは信頼と実績のコクヨさん!
僕は26穴を一度に10枚以上開けられる製品をこれと、ニューコン工業さんの2種類しか知りません。
チェックポイント
最大穴あけ枚数:16枚/30枚
穴あけ効率: ★★★★★
均一なパンチ度: ★★★★☆
コクヨ 多穴パンチ のおすすめポイント
なんといっても一度に16枚(30枚)もパンチできる能力です。
16枚タイプと30枚タイプの2種類があるので、購入する際は間違えないようにしてください。
このお値段ながらAmazonのレビューではほとんどが高評価が付けられていて、かなり満足度の高い商品だという事が分かると思います。
パンフレットのファイリングにも役立ちますね!
コクヨ 多穴パンチ の使い方
何も難しい手順はありません。
一般的な2穴タイプのパンチと同じで、紙を差し込んでレバーを押し下げるだけです。
A4用の30穴とB5用26穴の切り替えスイッチが付いていて、B5用紙の両端に不要な穴が開かないのも地味に嬉しいですね。
④予算無限ならこれ最強!ニューコン工業 電動多穴パンチ
多穴パンチ最強の商品です。
ニューコン工業とは大正8年創業の老舗事務機器メーカーさんです。
日本の自治体や省庁を中心に、海外での販売実績も豊富なようです。
そしてホームページにも謳ってないですがこのニューコン工業、国内大手文具メーカーの多穴パンチもOEM生産しているようです。
ということは…26穴/30穴のパンチは実質ニューコン工業でしか作れない!?
チェックポイント
最大穴あけ枚数:30枚
穴あけ効率: ★★★★★ +★★
均一なパンチ度: ★★★★★
ニューコン工業 電動多穴パンチ のおすすめポイント
おすすめポイントを解説していきます。
①圧倒的な穴あけ効率
2穴だと300枚とか一気に開けられるものもありますが、30穴/26穴はこれが最大だと思います。
こちらの商品もAmazonのページには300枚と記載がありますが、30枚の間違いだと思われます。
どちらにせよすごい商品です。
なんと約1秒で穴あけが完了するんです!
しかもボタンをぽちっとするだけなので、指も腕も疲れない!
②穴がずれないのできれい!
30枚を一気に開けられること、そしてガイドが付いていることで毎回同じ位置に穴あけできるので、バインダーやリングファイルに挟んだ時にぴしっと揃うんです。
社外に提出する文書、官庁等への届出のための文書をファイリングする時には必須と言えるでしょう。
さすがに個人で購入する猛者はいないと思いますが、事務所で使うにはもってこいだと思います。
ニューコン工業 電動多穴パンチ の使い方
- 用紙をサイドゲージに合わせてすき間に挿入する
- セレクトピンでA4/B5を選択する
- 電源スイッチをONにする
- 作動ボタンを押してパンチする
- 作動表示ランプが消えたことを確認して用紙を引き抜く
これは買うな!コンパクトタイプの多穴パンチ
商品名や商品リンクは貼りませんが、買ってはいけない多穴パンチはこれです!
「コンパクトタイプの多穴パンチ」
チェックポイント
最大穴あけ枚数:5枚
穴あけ効率: ★★☆☆☆
均一なパンチ度: ★☆☆☆☆
買ってはいけない理由は以下の2つです。
- 穴あけの効率が悪い
- 穴の位置が必ずズレる
皆さんが間違って買ってしまわないように、念のため解説しておきますね。
穴あけの効率が悪い
コンパクトタイプのため、一度に穴あけできるのは6からせいぜい10穴です。
そのため、1回ガチャンとやったら用紙を少しずらしてガチャン。
また少しずらしてガチャン…
という作業を繰り返さなくてはいけません。
面倒すぎてイライラすること間違いなし。
この記事の一番初めに紹介した「ゲージパンチ」もコンパクトですが、専用の紙抑えに挟んでしまえばガイドに沿って一気にガチャンガチャンできるので工程ははるかに省略できます。
値段もほとんど変わらないので効率が良いものを断然おすすめします。
穴の位置が必ずズレる
こういったコンパクトタイプは物理的なガイドが無く、用紙を合わせる目安の位置が線で書いてある程度のものが多いです。
これだとどうしても同じ位置に開けるのは難しいですよね。
5枚ずつに分けてパンチしたものをバインダーにファイルすると、ガッタガタになってしまってダサいです。
必ずガイドがついたものを使って、ピシッと揃えてやりましょう!
勉強を始めるときの気分もきっとアガりますね。
まとめ
以上が僕のおすすめする多穴パンチでした。
パンチをたまにしか使わない、一度にパンチするのは数枚程度という方には『①カール事務器 ゲージパンチ』がおすすめです。
3,000円以下で効率よく、きれいなパンチ穴が開けられます。
日常的に使うけど、1回の枚数はそれほど多くないよという方には『②カール事務器 多穴グリッサー』をおすすめしたいです。
お値段は少し高くなりますが、ほとんどの方が星5をつける満足度!一度おためしください。
1度に10枚以上パンチする方、パンフレットのようなものをファイリングしたい方には『③コクヨ 多穴パンチ』がおすすめです。
少しスペースは取りますが、パワフルなパンチ力でらくらくパンチ!事務仕事の業務効率を改善しませんか!?
そしてプロの事務職の方におすすめしたいのが』④ニューコン工業 電動多穴パンチ』です。
いでたちも能力も、そしてお値段もまさにプロ用!ストレスフリーな多穴パンチを実現児ませんか!?
ぜひ上司の方とご相談の上、ご購入ください。
多穴パンチを買ったら、ファイルするバインダーも購入しましょう!